「動き」のある道徳科授業研究会

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前回および過去の活動の様子

令和6年3月8日(金) 19時〜21時
第40回学習会 @清田区民センター &  オンライン(Zoom)
卒業式など年度末の多忙な中でしたが、Zoom,対面合わせて 18名の参加で開催しました。
特に、次回5月に模擬授業をしていただく、和歌山県紀の川市のK中学校の皆さんには、卒業式当日にも関わらずZoomで8名も参加をいただきました。本当にありがとうございました。
塾長による『六千人の命のビザ』(杉原千畝の教材)特別模擬授業を行いました。

【参加者の感想】
●昨日は学習会ありがとうございました! 杉原千畝は、何度も模擬授業を受け、授業をした展開でしたが、50分授業のときとは違う展開、問い返し後の対話が明らかに生まれていました。この新しい形式は、児童生徒の言葉をもとに、ある程度自由に対話を広げながら子どもと一緒にキーとなる言葉や思考を深める方向を探っている感じがして、受けている立場からも「忙しない」「追い立てられる」店舗にならず、安心して参加できる雰囲気を感じています。きっと生徒も安心して授業を受けられるのではないでしょうか。 授業者としても、従来の「深い対話が生まれる的確な3枚を即興で選ぶ」プレッシャーや、問い返し後の時間不足で悔しい思いになる、などの反省を過去のものにするかもしれませんね。 反面、生徒の言葉を興味を持って聴くタイプではない、自分の引いたレールに乗せたいタイプの先生は時間が持たないとも思いました。 番外編の「より良く生きる喜び」では、塾長の疑問に共感します。私も昔、全道だか全国大会の授業公開で、「より良く生きる喜びまで生徒の発言が至っていないから、深められていないんじゃないか」と指摘され、(こんなに一生懸命自分と向き合い、考えた子どもたちを馬鹿にするな)と内心怒りを覚えた記憶があります。子どもを認め、励ますスタンスだと、「弱さに向き合った結果、前向きにより良く生きる喜びを感じる」なんて、50分授業はおろか、数日たっても難しいはずです。 自分の弱さ醜さに向き合う時間は必要ですが、それを計画的に授業に入れ込むと懺悔を強いているようなもやもや感がありますよね。 次年度もよろしくお願いします!
●学習会ありがとうございました。今年度最後だったんですね。6年度もよろしくお願いします。 75分授業は、ゆったりと楽しく他の人や自分と向き合えて考えることができ、感想も含めて時間が確保できて魅力いっぱいです。動きのある道徳で学んだ先生や優れた道徳の実践家の先生は歓迎するでしょうけど、50分授業を指導書通りにやってその気になっている輩には難しいかもしれませんね。まあ、余った25分?で感想を書けというのでしょうけど。道徳科の授業を大切にしている学校で75分授業が実現できればいいですね。そのためにはトップダウン・・・? 「命のトランジットビザ」は、私の中で強く印象に残る教材の一つです。昔の塾長の模擬授業でホームでの動きの場面でビザをもらえなかったユダヤ人が去っていく千畝に頭を下げていることを演じた先生がいて、それもあるかもしれないと印象に残ったことが思い出されました。杉原千畝のように本人自身の語りの情報が少ないとノンフィクションの教材は事実だけに扱かうには難しい面もあるんですね。でも彼の偉業は子どもたちといっしょに考えてみたい教材だと思いました。

●学習会ありがとうございました。いつも遅れて参加ですみません。『命のトランジットビザ』75分バージョンありがとうございました。中学校の道徳難しい^^;と思いながら参加しました。高学年を担任するといつも悩むのが、偉人(マザーテレサ、ナイチンゲール、杉原千畝など)やエルトゥールル号の教材です。時代背景や人物の説明をしていると時間がかかり…そして自分もその出来事や人物についての教材研究が忙しさを理由に中途半端になったり…毎回反省ばかりです。しかし、磯部先生が杉原千畝について4冊の本を読んだと聞いて、やっぱり教材研究大事だなと改めて思いました。  
▼ 前月までの記事(クリックで展開)

令和6年2月16日(金) 19時〜21時
第39回学習会 @清田区民センター &  オンライン(Zoom)
年末の多忙な中でしたが、Zoom,対面合わせて 16名の参加で開催しました。
塾長による『銀色のシャープペンシル』の特別模擬授業でした。

今回の『銀色のシャープペンシル』は、今までのものと何が違うのか??学会で塾長がすでに説明済みではありますが、改めて塾長の解説を紹介します。
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昨日の模擬授業『銀色のシャープペンシル』は、杉中先生のご説明にあったように、深呼吸して気持ちが変わったと解釈した平成初期の授業とは全く違う、令和の時代感覚を基づく授業でした。
卓也の家に着いたとき、主人公は何を思うのか、これが私が生徒たちから聞いて見たい、最大のことです。
主人公はインターフォンを押すのか?、押さないのか?
卓也の家まで来たのに、インターフォンを押せずに帰ってしまう。
そこに、心の弱さとは何かを考えるポイントがあります。
インターフォンを押すというK先生と場面実現(道徳的価値の実現に関わる場面の再現・体験)をしましたが、意図的に私は途中で切りました。
その後、参加者の皆さんはどんなことを予想したでしょうか。
そこにも、心の弱さとは何かを考えるポイントがありました。
一見二者択一の問いに見えますが、ここに正解はなく、単に考えるきっかけとして扱うだけです。
古典教材を令和の時代に即した授業にするためには、古典指導案をいつまでも使ってはなりません。

【参加者の感想】
●改めて昨日の『銀色のシャープペンシル』を振り返ったとき、令和の時代の生きづらさ〜正直に言うことでさらなる試練が待っている〜を感じました。昭和の時代なら、正直に謝ったならそれでちゃんちゃんとなっていたことがそうならない。一つの失敗が取り返しのつかない大きなこととなる〜失敗が許されない〜 こんな社会に大人がしてしまったから子どもは大変だなと思い知らされました。共によりよく生きるため、人の過ちを許せる心、人がより良い人間に変わろうとするのを信じる心、そんな寛容な心も合わせて考えさたいと思いました。何度も言っていたの主題=弱い心 から離れてしましました。
話は変わって・・・ ホワイトボードでの対話もたっぷりと取れて感想までいける新形式の授業、魅力たっぷりですね。でも、それ以前の問題として道徳科が軽んじられそうな懸念があることを聞き、危機感を覚えます。令和の子どもには平成や昭和の子どもよりももっともっと動きのある道徳科の時間は必要です。
●2月学習会ありがとうございました。新形式の授業は実際に体験してみると、同じ内容項目や同じ主題の50分授業2回分よりもずっと深められる可能性の高い、コスパの良い授業だと感じました。
50分授業だと、この教材の枠組みである「卓也が助言者」の構図を元にした(相手が卓也だから気付いた)段階から、「相手は健二では謝れない」という一つ深い話題に全く触れないか、触れた程度でおしまい、と必ずなっていました。
「主題の確認」は私自身どちらでも良いというスタンスでしたが、実際に体験してみると、思ったよりメリットが大きいと感じました。主題を確認することで、「他の内容項目へ広がる話題からねらいとするテーマへ戻す」というよりは、「他の内容項目へ広がっても、主題へつなげて考えられる」メリットを強く感じました。具体的には、寛容や公共心、思いやりについて対話があったあと、塾長が一言、主題を確認することで「自らより良く生きるために弱さを克服する」という主題につなげて考える様子が見られました。
また一つ、磯辺塾が新しいステージに入りましたね。来月もよろしくお願いします。

令和5年12月8日(金) 19時〜21時
第38回学習会 @清田区民センター &  オンライン(Zoom)
年末の多忙な中でしたが、Zoom,対面合わせて14名の参加で開催しました。書籍から本会を知りご参加いただいた千葉県の先生もいらっしゃいました。
前半は6名の塾生によるによる「主体的な学びとは」提言プレゼン。
後半は塾長による「ソーシャルビュー」の模擬授業でした。

六名の先生による「主体的な学び」についての提言は、定まった一つの正解がないものに対して、小・中両校種の、年齢層も様々な先生方からの実践を踏まえたものとなっており、様々な視点から「主体的な学び」について語られる大変刺激的なものでした。さすが磯部塾生、6人の考えを結びつければ、面白い定義ができるかなと思います。
続いて、塾長の「ソーシャルビュー」模擬授業。「主体的な学び」は、子どもの主体性が発揮される授業です。これを実現する授業法として、「動き」のある授業はやはり優れていると感じさせる実践となりました。

【参加者の感想】
●金曜日はありがとうございました。拙い発表で申し訳ございませんでした。先生方のご実践や模擬授業で、多くの学びがありました。今後もよろしくお願いいたします。
主体的な学び→夢中
考えたい、話したい、聞きたい そうなるしかけや問い返しが大事なのかなと思いました。
自主的な学びには、意志はあるけど、学びたい欲は無いのかなと。
自主的な学び→主体的な学びはあると思います。
●学習会ありがとうございました。 皆さんの意見をお聞きして、やはり生徒の主体性を高めること抜きには、道徳科は始まらない。主体的な学びの要素が低いと、どんなに良い実践も、子どもの「生き方を考え【させる】授業」止まりになるのかな、という思いをもちました。 後半のソーシャルビュー模擬授業では、場面再現の自由度が高いがゆえに、「再現する」という動き(学習活動)が、そのまま主体性を発揮しながら取り組む学習課題となり、同時にとても対話的になっているところが優れていると感じました。(しかも取ってつけたような対話ではなく、人生の一部を切り取ったような自然発生的な対話。これは生き方を考えることに繋がるとも感じました) 主体性を軸に捉え直すと、「動き」のある授業でなぜ生徒が生き生きと元気に学ぶのか、改めてわかってきますね。また来年以降もよろしくお願いします!

令和5年11月17日(金) 19時〜21時
第37回学習会 @清田区民センター &  オンライン(Zoom)
先月と同じくZoom,対面合わせて12名の参加で開催しました。
前半は中学校K先生による「ジコチュウ(光村、中2)」模擬授業。
後半は関西のK先生による都道府県大会発表(リハ)でした。

【参加者の感想】
●模擬授業ありがとうございました。 私はホワイトボードに「決めつけない、話しかける」と書きましたが、対話したことで、話しかける前に「裏を読む」や「想像する」という"心"が必要だと気づきました。 またホワイトボード対話の中で、佐々木さんにも問題があるという話題になり、私も「確かに」と思っていました。しかし磯部先生から佐々木さんの手紙の話題が出ると、また考えが変わりました。教師の問い返しによって、考えが揺さぶられることを実感しました。 ホワイトボード対話と問い返しによって、自分の考えが変わったり、自分の考えと比べて深めたりすることを、体験しました。 特に、問い返しによって授業の展開が変わると感じたので、私の授業でも問い返しを、大切にしたいです。
●昨日はありがとうございました! やっぱり学習会楽しいなって思いながら、話を聞いてました! 私は先生の模擬授業で相手のことを知ろうとしたり考えようとしたりすることが大切だと書きました。実際毎日子どもと授業していて本当に思ったのでそのまま書きました。 学会のお話を聞いて、子どものこと知ろうとしたり、考えようとしたりすることって当たり前ではないのかと疑問に思うことがありました。 先生がどれだけ子どもを見てるかって伝わると思うから、子どもに問いを返した時の反応で信頼度変わるんじゃないかと思いました。 先生と子どもがお互いのこと知ろうと考えようとする時間が道徳であってほしいなと改めて思いました。 ●授業をしていただきありがとうございました。ホワイトボードを土台にしながら生徒の言葉を自然に引き出していて、話しながら聞きながら、おのずと考えが深まっていく感じがしました。 強引に結論に導くのではなく、考える一人一人のペースで、深めていくことが大切なんだなと改めて感じました。 佐々木さんとぼくは、「ジコチュウ」を一歩超えて、大人でも難しい事にそれぞれ一歩近づいているんだな、と一晩たって感じます。道徳って「言うはやすし、行うは難し」だなあと思いますが、佐々木さんは「手紙を書く」、ぼくは「話しかける」という一歩を踏み出せた、そこは何でかな?ということを、今もう一度考えているところです。 (上の先生の)「お互いのことを知ろうと考えようとする時間が道徳」ってとても素敵だなと思います。 ●授業者でした。ご参加いただきありがとうございました!正直教材としてはそれほどインパクトのある内容ではなく、大人(教師)がさらっと読んだ読後感としてもすごく特徴がある教材なわけではないですが、こういった「中学生の日常」的な、しかし当人たちの何か心にチクッと残るような出来事(の教材)は、大人の予想よりも生徒が本気・本音で発言するのかなぁ、と思っています。当日は教材に描かれていない「道徳的価値の実現に関わる設定場面」について再現した所は意図して狙った部分でした。それを生かしたホワイトボード対話では、できるだけ「マグネットからの交流が自然に問い返しになる」「あるボードでの意見が、別のボードでの問い返しになる」ことを普段より意識していました。教材場面を通して「お互いを尊重し理解し合うために大切なこと」についてはそれなりに深められたなとは思いましたが、塾長からの助言により「すれ違いが起きても歩み寄る」ことも重要だなぁ、そこを問い返すのも良いなぁと改めて勉強した所でした!また来月からもお願いします!

令和5年10月6日(金) 19時〜21時
第36回学習会 @清田区民センター &  オンライン(Zoom)
先月と同じくZoom,対面合わせて12名の参加で開催しました。
前半は札幌の小学校K先生による「コスモスの花」模擬授業。


後半は「友情・信頼」の内容項目ディスカッション、塾長の解説、質問コーナーでした。
ホワイトボードからの対話から、道徳的価値そのものに向き合うことが、塾生がレベルアップするポイントのようです。全員の考えがオープンになるので、情報が多くなり、深めるきっかけがつかみやすい、それがこの展開の長所のはずです。
いつも塾長が説明していますが、3枚目に選ぶボードを見極めることが重要。
昨日の授業でいくと、塾長は「つながっている」を3枚目に選び、
何がつながっているのか、そこを頼りに二人の間に育まれてきた友情を探っていく展開を考えています。
みなさんならどうやって展開しますか?子どもの生の言葉で展開する「動き』のある授業。
音楽の演奏でいうと「セッション」のイメージと言えばよいのでしょうか。難しく感じる場合もありますが、
そこが面白く、子どもたちの(大人相手でも)無限の可能性を感じるところです。
(事務局が学校事情で遅れたため、写真記録が少なく申し訳ありません)
【参加者の感想】
●模擬授業ごくろうさまでした。「やめろよ!」の動きから、「二人が大切にしていることは何?」の問いが勉強になりました。僕や北山くんそれぞれなら答え易いですが二人となると・・・、ちょっと考えてしまいました。友達だからこそ双方向で共通していることって大切なんですね。札教研がんばってください。塾長から「スポーツ部活には共通している大切なことがある」って聞いてW杯バスケやラグビーを見てもその通りだと再認識しました。ズレたら『「やめろよ!」の動きの場面に戻ってからの展開、最後の問いに「大切にしていること」を続けていくと自分ごととして考えるようになる、なるほどでした。
●昨日の教材は、本当に考えさせられました。友だちは大事なのはわかっているけど時々意地悪な感情が出てしまうけど、何かがあった時は咄嗟に守ったり、考えすぎて頭が回らなくなってしまいました。磯部先生が登場して、友達だからこそ尊敬や信頼がなくてはならないことに気づき 「あー」と腹落ちしました:あせあせ: 問いは聞き方でどっちの方にも転がっていくトラップがあるので、できるなら前向きな答えを導くことが大事ですね。K先生、ありがとうございました。私的には大変興味深かったです。友達関係を「しんどい」と思っている子が必ず居ますので、それを吐き出してあげられる授業も私は必要だと思います。
●昨日はありがとうございました。私の中で、「友だち」という概念が邪魔をして、なかなか素直に受け止めることができませんでした。しかし、磯部先生から友情という言葉を聞いて、なるほど!とストレートに入ってきました。ぼくと北山くんはいい関係なんだなと思いました。私も何度かこの教材の授業をしましたが、ここまで深く児童に考えさせることができていませんでした。今度授業する時が少しだけ楽しみになりました。久しぶりに生の磯部先生と磯部塾の皆さんにお会いできて、楽しかったです。ありがとうございました。
●勉強会、ありがとうございました!K先生の授業、「2人が大切にしていること」−ホワイトボードの文字に表すのは難しかったですが、マグネットを置いて何度も聞いてくださったおかげで、私も自分の感じたことを何度も伝えることができ、伝えながら、整理されていったような気がします :くつろぎ: K先生、ありがとうございます。「やめろよ」の言葉の前から元々北山くんのことを大切に思っている、だからその言葉が出るじゃないの?、上下の関係があったら友達じゃないの?、対等じゃなきゃ友達と言えないの?という磯部先生の問い返しで、私自身のこの2人の関係への見方が一気に広がりました。尊敬している部分がある、信頼している、ああそういうことなのか…!という感じです。「友達」というテーマは身近なテーマで考えやすい一方で、どう掘り下げていけばいいのかすごく難しい気がしていましたが、深めがいのある良いテーマだなと思えたすてきな時間でした。ありがとうございました:ぽっ: ●『コスモスの花』とても面白かったです。K先生、授業ありがとうございました。自分に置き換えたときに、玉木くんの気持ちは本当によく分かるな、と思いました。プライドを刺激された時に生まれる嫉妬心かなあと考えていました。よくあることだなあと。その感情を乗り越えなくても、友達の尊敬できる部分を認めることでまた深い絆が2人の間に生まれるのではないか、と思っていました。深い関係になることは、自分の心が動かされ悩む時もありしんどいものでもあるけれど、それでも、友情を育むこと、関係を築くことは素敵なことだと改めて思いました。磯部先生の教材の本質を貫く問い、また問い返しは、いつもとても勉強になります。問い返しにより、自分の考えが多様化していく(広がり深まっていくこと)をいつも実感します。ホワイトボード後の深め方がとても大事だと改めて実感致しました。本校の教材についてもご助言いただき、ありがとうございました。
●(授業者より)感想遅くなってすみません。毎度のことながら緊張してました🫨磯部先生からヒントをもらってたんですが生かせず…友達は双方向の関係があってできることだと思っていたので、「2人が大切にしていること」で問いを考えていました。2人だから2通りあってもおかしくないよなって後で気づきました。でもそこに気づかせるためには友達から友情にしないと関係については考えられないのかなと、今いろいろ書き出しながら整理していました!札教研はどうなるのか…間違いなく良い刺激になりました!でも一緒に考えてくださってる先生方にも今回の刺激で気付いたことを伝えてやります!磯部先生!みなさん!ありがとうございました!

令和5年9月14日(金) 19時〜21時
第35回学習会 @清田区民センター &  オンライン(Zoom)
中学校はテスト採点や返却、小学校は旅行的行事と多忙な時期でしたが、12名の参加をいただいての学習会となりました。
今回は塾長が自作した屋久島の通称「縄文杉」についての教材『大岩杉』を、自ら模擬授業しました。
畏敬の念は難しい内容項目ではありますが、シンプルに、かつ簡単に、というところをねらった実践でした。

【参加者の感想】
●今更なので、言うまでもなく、磯部先生の授業は年齢関係なく面白いんです。人として生まれたからには考えたいと思う気持ちを刺激してくれます。そんな授業ができたら、と思いながら参加しています。
隣の教室で磯部先生が同じ教材で授業をすることになれば、私は迷いなく、自分のクラスを連れて、授業に参加させていただきます!
進化し続ける磯部先生を尊敬しています。それに尽きます。今更ですが。
●学習会の感想遅くなってすみません あまり感想になってないかもしれないんですが、 今回の学習会で、いつも磯部先生の発問はどこから来るのかと、本文に無いのに教材の聞きたいことを聞いているのは何故なのか? といつも思っていた疑問が解決しました! 本文をトレースしない!本質に目を向ける!なんだかスッキリしました! でも私には難しい…まさにブランコのりとピエロのピエロ状態で、なかなかできないから今までやってきた方法や教科書の発問を読んでしまう。安全な方に行ってしまう。できないと思って羨ましい!と思ってしまう。という劣等感が拭えません。 サムのような磯部先生(失礼ですが)にいつも尊敬と感謝しています! そして学習会に参加されてる先生方の意見や話にも、なるほどと思って頭が上がりません。 学習会のたびに自分のできなさ考えつかなさに落ち込むんですけど、ちゃんと納得して帰れる学習会に感謝してます! ●画面越しですが縄文杉の大きさには圧倒されました。朝を想像すると、朝露が光る縄文杉の様子が目に浮かび、清冽な朝の空気感も想像できると思いました。(途中参加ですみません) 「ブランコのりとピエロ」は、流れがまだピンときていません。次回の授業が楽しみです! サムを嫌っていたピエロが変わった理由、ピエロが気づいたことを聞くのかな?と思いましたが、そこではないんですよね。 ●いつもおもしろい授業をありがとうございます!巨大な大岩杉のコピー用紙がくるくるくると床に広げられた時、zoom越しに見ていましたが「うわぁ〜これはすごい」と思いました。(そのままホワイトボードに書きました)パソコンの画面からもしっかり伝わってくる迫力!授業の中でとことん本物を味わせようとする磯部先生の本気をあらためて感じました。 畏敬の念の、「朝が敬、夕方が畏」というのはどうやって思いつかれたのですか?ぜひお聞きしたいです。 どうして朝は神々しく感じるのに、夕方は怖いと感じるのか、なんでかなとふしぎでしばらく考え続けていました! いっぱい考えさせていただきありがとうございます。 ●以前 命の木をやってみようかなぁと考え、構想を立てたことがありましたが、今回の勉強会で大岩杉の実寸大を見て余りの大きさに腰を抜かすくらい驚きました。 この杉を発見した時の気持のスケールはピラミッドの発見や古代恐竜が現世に生きていることを知ってしまった時のような興奮に似ていたと思います。  生命への畏敬の気持ちに辿り着くまで1日以上かかってしまうのではないかと思いました。  磯部先生はこの教材をするまでの過程がほぼ科学者と同じ手法だと思いました。ここまでしないと迫力のある授業ができないにだと改めて思いました。  今は道徳は教科になっているので、義務的にやっていることが多いかもしれません。  道徳の授業をする上で授業者の覚悟が足りないような気がします。道徳は授業者の熱量がなかったらフェイクになってしまうと感じ反省しました。  得体の知れない大きな杉を再現するのにA1プリンターを駆使し、杉の皮を1万円かけてするくらいの情熱が必要なんだと思いました。 磯部先生は凄いーーーーーー ●磯部先生、大岩杉の授業ありがとうございました。 大岩杉の大きな写真は、Zoom画面からも、すごさが伝わってきました。 大岩杉を目の前にして思った言葉、「おー」や「うわー」といった言葉にならない声が、 感動・畏敬の念を表しているのかなと思いました。 言葉にならない声も、レシーブしていきたいです。 また、夕方に見た時と、朝に見た時の感覚の違いを問われて、同じ大岩杉でも、時間によって感じが変わるのはなぜなのか、引き込まれました。 岩川さんが見つけた時間帯にまでアンテナを張られていて、深い教材研究があってこそ、考えを深める問いをつくることができるのだと感じました。 子どもの声を受け止める、アンテナを張って教材研究することを、私もやっていきます。 ありがとうございました。

令和5年7月14日(金) 19時〜21時
第34回学習会 @清田区民センター &  オンライン(Zoom)
学期末業務で「遅れ参加」の連絡多数、もしや塾長と運営の2名のみか?と一瞬諦めかけた第34回学習会でしたが、19時には4名、15分ほど待ち6名で開始、最終的には17名の参加をいただいて開催することができました。ご参加ありがとうございました。
『ふろしき』では全く本文を使うことなく、場面体験を通して、日本文化が大切にしてきたこと、その思いを深めていきました。
本文の記述にこだわらず、「つつむこと、結ぶことに想いが込められている」という教材に描かれた事実に焦点を当てた模擬授業でした。

続いて、『流行おくれ』の模擬授業。
「人は、なぜ飽きてしまうのか?」を、
「なぜ、主人公は欲しがり屋になったのか?」
に変え、「節度・節制」に向き合いました。
次に自己の立場で主人公に対する変化球的な発問では、我慢することを示唆する意見がたくさん出ましたが、物欲についてはS先生からの質問が出たように疑問が残り続けました。
そこで、物欲について別の角度からの問い返し。これで、物欲が止まらなくなった成れの果てに思いが至り、終末となりました。
あっという間に気がつけば21時、8月の夏休みは学習会もお休み、次回は9月!それまで、各自業務に休養、研鑽と励み、元気を蓄え、またお会いしましょう!

令和5年6月9日(金) 19時〜21時
第33回学習会 @清田区民センター &  オンライン(Zoom)
旅行行事や中体連など、本当に多忙な時期にも関わらず17名、初参加2名を迎えて開催することができました。ご参加ありがとうございました。
6月学習会では、定番の中学教材『ネパールのビール』模擬授業、小学校教材『となりのせき』教材分析&授業づくり、の2本だてで行いました。

5月に扱った『監督がくれたメダル』同様、『ネパールのビール』も、令和の中学生には扱いづらい教材になってしまいました。
NHK撮影クルーの方が、「ビールを飲みたい」という欲望のために
・ネパールの子どもには大金すぎるお金を渡してしまう
・安全を考えず、ビール12本を持って山を歩かせようとする
・そもそもウィスキーで我慢する決意をしたのに、誘惑に負けている
などの反省をする教材ですが、そこに
・子どもに酒を買わせてはいけない
という「現代日本の常識」が平成の中頃には広まり、法改正(H13年末)もされ令和の今は
・昭和では、子どもに酒やタバコをおつかいに行かせることも普通だった
という時代背景を、若い先生も知らない時代となっています。
そうなるとネパールのビールのような定番教材であっても、「倫理的に問題がある」ように映るでしょう。
そこで、塾長は「動きⅠ」を3場面行い、丁寧に「チェトリ」に自我関与できる展開の模擬授業を提案。
その後の「動きⅡ」のホワイトボード/磁石による対話が先行実践とは異なる幅広さになっていました。

『となりのせき』教材分析では、「塾長が授業展開を考えるメソッド」の最新版を共有しディスカッションをしました。
続けて参加している塾生は、だんだんと「自分でも授業づくりができそう」という感覚を持ち始めています。
次回は7/14(金)、学期末の多忙な時期ではありますが、参加した「先生の心も元気になる」と評判の動道研学習会、ぜひご参加ください。
【参加者の感想】
●本日はありがとうございました。普段の実践を振り返るいい機会になりました。文化や発展具合が違う国に行く場合は、現地の金銭感覚や価値観をきちんと学んだ上で行くことが必要だと感じました。また、現地に行ってから、生活の様子を確認してから行動することが大事だと思いました。NHK取材クルーの勝手な行動が、チェトリの金銭感覚や価値観変え、命をも脅かすことにつながったことに対して「反省」では済まされないことが起きてしまったんじゃないかな・・(この時点では、「国際理解」の視点で考えていました。)と、自分の中のチェトリ界隈で想像したことです。みなさんが考えられた、「憧れ」やそれに対する純粋な「行動」への解釈を お聞きして、自分の心の邪悪さ?を改めて考える機会になりました。今後もよろしくお願いいたします。
●会場でもZOOMでも新たな若い先生が参加してくれて、歳だからなのかなんか嬉しくなりました。さて、今回の『ネパールのビール』、塾長がより子どもを元気にする授業を追求するので、日々授業が変化して、今回も楽しく深く考えられました。大谷翔平か!授業づくりの基本が授業後のスラックも含めてとても勉強になりました。道徳の授業は何のために行うのかいろいろな考えがありますが、子どもを元気にする(反省の時間にしないetc)という塾長の考えが、授業づくりを考える鍵だと再認識しました。
●金曜日の磯部塾、「ネパールのビール」を実践していただきありがとうございました。チェトリくんの思いを自我関与しながら考えられる、素晴らしい場面再現で、ビールを買い求めるチェトリくんに思いを馳せることができました。また、「となりのせき」での授業づくり実践、私自身も子どもたちとどのようなことを考えたいかいつも考えますが、磯部先生の「人ってどうして誤解するの?」のような、生徒が考えたくなる深い問いにいつも感激致します。次、授業づくりすることが楽しみになってきました。
●令和に生きる中学生の感覚では、『ネパールのビール』でNHKクルーが「子どもにビールを買いに行かせる」行為への違和感が強すぎて使いづらい教材となっていましたが、塾長考案の場面再現を使い、チェトリに強く自我関与する展開にできると感じました。『となりのせき』も、before-afterの構図で読めば「使いやすい」教材のはずなのに、ネガティブな感情を描く場面が大半で、「子どもが元気に」なりづらい教材だと思いますが、こういった教材でも「動き」で工夫ができるとわかりました。また来月お願いします!
●「チェトリくんが、なぜビール瓶を集めたのか」、というところで、自分がもやもやとひっかかっていた部分が明るみに出たような気がしました。私も海外旅行していると、「だまされないための自衛」が当たり前の感覚としてあります。チェトリ君を疑う気持ちがあった主人公が、「色眼鏡や状況で人を判断すべきでない」ということを強く実感したのだろうと思いました。「夜中に、泥だらけで戻ってくる」「割れたビールも集めてくる」健気さを、「動き」を通して感じることができました。別件ですが、「銀色のシャープペンシル」、前回の塾長バージョンでやってみました。問い返しなど、私自身の反省はありますが活気のある授業になりました。

令和5年5月12日(金) 19時〜21時
第32回学習会 @清田区民センター &  オンライン(Zoom)
GW明け、16名の参加をいただき、『監督がくれたメダル』の模擬授業を中心に学び合いました。

ツイートでも触れていますが、この教材は定番の良い教材という評価も多い一方、ちょっと古い時代の部活動の様子を描いた教材ですので、
・監督が言葉足らずで無骨、昭和のイメージ
・「殴られると思った」という、「監督が指導で殴ることも当たり前」であるかのような表現
・頑張ったら褒美(メダル)をもらえた、と捉えてしまうと、深まらない
・「監督のおかげ」という面を強調して捉えてしまうと、指導者礼賛の、これまた昭和のイメージ
など、令和の時代の教室に馴染まない面があり扱いで難しい部分もあります。
「動き」と新しい視点からの問いにより、令和の時代でも子どもの考えが深まる「使える教材」となるか?塾長のチャレンジです。
結果はもちろん、動き1での場面再現から、動き2でのホワイトボードと磁石を元にした対話で、参加した先生方が「これはイケる!」と感じることができるものになりました。
次回、6/9(金)、同じ時間と場所で第33回学習会です。ぜひお仲間を誘ってお越しください。
【参加者の感想】
●学習会、ありがとうございました。これまで私は主人公の心境に感情移入出来なかったのですが、最後の「動き」で一気に「腹落ち」しました。私にとってはここまでても「深まった」と思っていましたが、その後の「未来」の問いの展開で練られた問いから、考えが深まることがよくわかりました。また、主人公の弱さや辛さに寄り添う展開は、生徒に対する磯部先生のスタンスに表れているようにも感じました。杉中先生の解説で、前回のおばあちゃんを中心にした問いの可能性についても再認識できました。抑制や押し付けでなく、誰も傷つけない道徳の展開。改めて意識したいと思いました。また来月楽しみです!ありがとうございました。
●久々のライブ授業 本当に楽しかったです。監督のくれたメダルは 本文にとらわれてしまったらただの美談? でしかなかったと思います。そこにもっと大きな視点で考えることの深さに、本当に眼から鱗が落ちました。「そうなんだよなー」その一言に尽きます。おかげで昨日は良く寝られましたw 杉中先生の示唆も、令和の道徳の新しい視点を入れていかなくてはならない時期が来ているんだなと思いました。家族関係で悩んでいる生徒に「やっぱり家族は大事なんだね」といえない時代に道徳を進めて行くか 悩み深い 来月も行きます!
●定年後も部活を指導する機会に恵まれ、なんで部活を続けるのか、今の中学生はどのように考えているのか、私自身も深く考えた時間となりました。そのスポーツが好きというのももちろんあるだろけど、私はチームを大切にしている面もあるのかな、今の中学生でもと感じました。よく言われる、TEAM=「Together Everyone Achievement More」。もちろんレギュラーとして活躍して(勝利という)目標を達成したいだろうけど、岡崎さんの演技のようにチームの一員として試合に出てなくても夢中になってチームの(勝利という)目標に挑む、一人では味わえないチームとしての一体感が心地の良いのかなと思いました。「道徳の時間は子どもを元気にするために行う」。磯部塾に通い始めた時から塾長が語っていたインパクトのあるフレーズ、まさに今の子どもたちに求められているのではないでしょうか。子どもファースト、道徳だけでなく、部活でもと考える2日間となりました。
●感想遅くなってすみません。そして遅刻して後半からの参加になってしまいました… 後半のお話の中や他の先生方の感想を読んでいて、令和の時代の価値観や考え方ってこんなに違うのか!と教材を通して思うことがよくあるなと思いました。4月に6年生の社会で日本国憲法が根本にあって様々な法律ができていることや時代に合わせて国会で法律が見直されたり作られたりしていることを勉強しました。道徳でも必要としている価値や願いの根本は変わっていないはず!だからこそ今の子どもたちと考えていくにはどうしたらいいかと悩みます。その助けになって欲しい教材が今の時代と離れてしまう物にならないよう、繋ぎ止めるのも先生の役割なのかと思いました。変わらない物変わっていく必要のある物が教育の中では同じ認識であって欲しいと思いました。●

令和5年4月14日(金) 19時〜21時
第31回学習会 @清田区民センター &  オンライン(Zoom)
4月の年度始め、多忙な時期にもかかわらず、14名の参加を得て行うことができました。ありがとうございます。
塾長がサポートしているS中の都道府県大会を成功させるため、最近は中学校教材ばかり扱い、小学校の皆さんには申し訳ありません。

模擬授業『一冊のノート』は内容項目「家族愛」で考える教材です。
この「家族愛」を体現しているのは、おばあちゃんです。
おばあちゃんの孫に対する愛情は、いつも変わりません。
塾長にもたくさんの孫がおり、孫は生まれる前から愛おしく、可愛いと感じるそうです。
実在していないのに、そう感じる。不思議ですね。
Whyの問い
家族だと、なぜそう感じるのでしょうか?
家族だと、なぜ互いを許し合え、受け入れることができるのでしょうか?
Whatの問い
家族は大事!→大事って、どんなことでしょうか?
家族って、何なんでしょうか?
子どもたちに聞いてみたいことがたくさんあります。
そう問いかける=たずねることで、例え今家族的な問題を抱えていたとしても、将来自分の新しい家族をつくるとき、大事にしたい考えを「考えたことがある」という経験が生かされるかもしれません。

次回は5月12日金曜、同じ時間同じ場所で開催です。詳しくはトップページからスケジュールを御覧ください。 【参加者の感想】
●学習会ありがとうございました。
従来の、主人公の失敗→反省 の流れを脱却して、助言者の家族愛から迫るという流れが、押し付けがましくなくて素敵だなと感じました。 夜汽車の教材の展開のように、出てくる家族の素敵さや温かさがたくさん出せるといいなあと感じました。おばあちゃんが孫を受け入れて、孫もおばあちゃんを受け入れているような、家族の関係性の温かさにフォーカスできる可能性がある展開に私も挑戦してみたいです。  家族だから許せるのか?家族だから許せないこともありそう。でも、家族なんですよね。不思議ですね。
●途中からの参加でしたが、家族愛がテーマとなって進む中、主人公ではなくおばあちゃんにフォーカスして考えていくことに驚きました。 教材にもよりますが、他の家族について考えるのも家族愛だなって思いました。 杉中先生のお話も今まで家族愛の教材を扱う中で悩んでいたことや難しさが、スッと入っていく感じがしました。 改めて家族の形が多様化している中、家族愛について考え、未来の家族を作っていく子どもたちと考えていく大切さを感じた学習会でした。
●従来のぼくに持っていくのと、今回のおばあちゃんに持っていくのと、mustのない磯部塾なのでどちらでも持っていけるのだろうけど、おばあちゃんは面白い。ぼくに持っていくと反省・後悔から始まってしまい、家族愛までに持っていくのが難しいし、時間がかかるのに対し、今回のおばあちゃんの授業は、結果的に子どもの心が元気になるあたたい雰囲気の授業になる気がしました。杉中先生による不思議さから家族を探っていくというという端的な解説ありがとうございました。何度見てもスラックを読んでもなかなか身につかない問い返しのテクニック「たずねる」、実践できればと思います。

令和5年3月10日(金) 19時〜21時
第30回学習会 @清田区民センター &  オンライン(Zoom)
学年末の多忙な時期、ましてWBC韓国戦が行われている中にも関わらず、17名のご参加を得て開催することができました。お忙しい中、ありがとうございました。
塾長による全く新しい「銀色のシャープペンシル」模擬授業を中心とした学習会を行いました。

次回は4月14日金曜、同じ時間同じ場所で開催です。詳しくはトップページからスケジュールを御覧ください。
【参加者の感想】
●学習会ありがとうございました。 昨日、来週卒業する生徒から手紙をもらいました。私自身がしたことも忘れているようなことに感謝していると書かれており、ウルっと来たのと同時に、また頑張ろうと思えました。初任の校長に「卒業式は我々が評価されるとき」と教わったことがあり、まさにそうだと実感しました。心を込めて書いた文には人を動かす力があります。本校の通知表は選択式ですが、振り返りのワークシートには手書きで自作の評価文を書いてみようと思っています。
● 先日の学習会、ありがとうございました。まず通知表の文章について大くくりな評価にとても悩んでいましたので、具体的な先生の書き方を知ることができ、ストンと腑に落ちました。学校全体で改革していくのはすぐには難しそうです、少しずつ伝えていけたらと思っています。近畿セミナーでは、磯部先生の意図が見えず混乱していたところがあり、S先生の演説をお聞きして更に混乱していましたので、杉中先生の話しをお聞きして、とても納得致しました。whyだけでもないhowだけでもない、深い授業の実践に、本校も頑張って取り組んで行きたいと思います。
●2日前の杉中先生による爆弾発言宣言もあって楽しみにしていた3月の磯部塾、評価の話、杉中先生による2月の近畿支部セミナーの総括(爆弾発言?)、そして塾長による原理主義(杉中の先生命名)での模擬授業と盛りだくさんの2時間となりました。私が感じたのは、塾長や杉中先生に一貫していることは、「そこに愛があるのかい」風にいうと「そこに子どもへの愛はあるのかい」ということではないでしょうか。道徳の授業は子どもを元気にするために行うと当初より言い切っていた塾長、授業にしても評価にしてもつけさせたい力についても子どもファーストなのかどうかがキーだと感じました。授業にしても評価にしても教師ファーストになっているのではないか?なんのための教育なのか!・・・。そんなことを考えた磯部塾となりました。『銀色のシャープペンシル』に続く、原理主義による4月の『一冊のノート』、今から楽しみです。
●未だにwhat how がピンとこない私です。道徳愛に溢れる磯部先生と杉中先生のお話を聞いて、お二人だからこそ愛について考えられるのだと思いました。初めて磯部先生の学習会に参加した時に、教材を読むが文章を読むだけではないことだったなと振り返ることができました。でもそこが難しい。そしてそこにある愛は何か。モヤモヤ→スッキリ→モヤモヤ→スッキリ→モヤモヤを繰り返す学習会でした。スッキリが増えるようにまだまだ頑張らねばと思いました!

令和5年2月17日(金) 19時〜21時
第29回学習会 @清田区民センター &  オンライン(Zoom)
会場参加16名、zoom参加5名、計21名
 杉中先生からは、和歌山での実践『二通の手紙』の報告とその解説をいただきました。
元さんの思い、それを本文の言葉で問う実践。教材の特性、私たちの問いや、「動き」の実践と比較し、道徳科における「深い学び」とは?考え、学び合う機会となりました。
模擬授業は、業務多忙な胆振管内O先生、小学校3年生の「百羽のツル」(東京書籍)を使った模擬授業をしていただきました。
大阪遠征の時に急にお願いし、「動き」のある模擬授業を実践いただきました。
この教材は小学校3年生用で、内容項目は「畏敬」です。
絵本教材で、実話ではなく、現実のツルの「渡り」との差があり、扱いが難しい教材です。
↓Twitter投稿時の日付に誤りがありました。<誤:2.18 → 正:2.17>


【参加者の感想】
●今日はありがとうございました。私も「楽しくなる授業」目指して教材研究に励もうと思いました。会場のみなさんもありがとうございました♪O先生、いつも笑顔が素敵です。今日はありがとうございました。帰ったらゆっくりしてください!では、失礼します。
 ●磯部先生、O先生、ありがとうございました!実際に飛んでみると、渡り鳥ってかなり大変だろうなと想像できました!正直、今日の話、私の中ではまだモヤモヤしてます( ˘•ω•˘ ).。oஇ あれが本当の話なら「自然に対する畏敬」で納得するんですけど、作り話なら、後半部分の助けに行くところって、何に対する「畏敬」なのかな?と…。作り話なのに…。象ならわかるんですけどね。本当の話だから。この話が仲間を助ける話じゃなかったとしても、みんなで交代して寒い中長距離飛んできただけで、自然の中で生きるってすごいなあと思えるのです^_^ほんと、授業にするのって難しいですね(T ^ T)自分ならどうするかなと考えてみて、ほんとに難しいなと思いました。ただの感想になってしまいすみません。来月またよろしくお願い致します! ●模擬授業前の杉中先生の話から「子どもたちの対話的な交流を中心として深める授業」がいかに令和の時代にふさわしい授業だったか、改めて確信することができました。学会で明白でしたが・・・。内容項目を「遵法精神」としっかり押さえた先生が授業をしても未だに「思いやり」が勝ってしまう授業展開になる可能性があるんですね。何も勉強していない教師が授業すると・・・・・心配です。O先生、模擬授業ありがとうございました。あの動き1、面白かったです。展開の仕方によっては考えが広がりますね。なぜV字で飛び続けるのか、先頭はなぜ交代するのか・・・S先生の自転車の話参考になりました、どのくらい飛び続けるのか、どうやって目的地につくことができるのか、どうして寝ながら飛べるのか・・・理科専科の塾長の話で理解しました、家族でもない鶴同士がなぜ群れることができるのか・・・? でも、小学3年生が事実ならともかく嘘の絵本の話で畏敬はむずかしい。5・6年生になると大自然の摂理に感動しそれを包み込む大いなるものに気付いたりすることを通して・・・とありますが、この話からは難しいと感じました。
●昨日はありがとうございました。久しぶりに学習会に参加でき、また刺激をいただきました。O先生、模擬授業ありがとうございました。いっぱいツルになって楽しかったです!また次回、よろしくお願いします。 ●昨日はありがとうございました!O先生ありがとうございました!空港の別れ際急遽決まってからの準備大変だったと思いますT^Tいつものことながら小学生になって授業受けたら話に入っちゃいます!国語ではないけど物語文ってやっぱり入っちゃうし、なりきっちゃうし、本当のことかなって思っちゃいました!なので、本来の鶴の習性を入れると、え!?ってギャップが生まれますよね。あくまでもこの話の中で大切なことを考えていく、でも今回畏敬の念は難しいなぁって思いました。よくおばあちゃんの家の近くで見る丹頂鶴のことしか頭になかったので、すみません!杉中先生のお話を聞いて二通の手紙の難しさを改めて感じました。少し前のSlackにあったズレが子どもだけではなく大人にもあると、こんなにも変わってしまうのかと思いました。私が言ってることもズレてたらすみません!
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